歯から日本を健康に
国民の健康確保と膨大な医療費削減を、歯の健康によって実現する歯科検診啓発運動です。プロジェクトアンバサダーのデヴィ夫人、みちょぱ(池田美優)さんと歯科医院の方々にご協力いただき、マスメディアやイベントを中心に啓発運動を展開しています。
日本政府が目指している2025年の「国民皆歯科検診」の義務化に先立ち、『健康ニッポン!プロジェクト』が発足しました。本プロジェクトの目的は「皆様の健康確保」と「国民医療費の削減」です。
かねてから日本人の口腔衛生意識の低さは社会問題の1つに上げられてきましたが、
その問題の根深さはいまや看過できないところまで来ていると我々は考えています。
そこで、プロジェクトアンバサダーに「デヴィ夫人」と「みちょぱ」をお迎えし、全国の歯科医院、自治体、各界の著名人と協力して、
「口腔衛生意識の改善」「予防歯科の活発化」「歯科検診の定着」を目指して、
啓発運動を展開していきます。
上図は、健康ニッポン!プロジェクトが作り出したい未来を表しています。
啓発運動を通じて「口腔衛生意識の改善」「予防歯科の活発化」「歯科検診の定着」を実現することで、歯科検診や日々の歯のケアを通じて、歯周病や虫歯菌に負けない強い歯を手に入れ、いつまでも自分の歯でものを食べ、笑顔と健康が持続する社会を創造したいと考えています。
歯科検診受診率がたったの13%
平成23年「歯科口腔保健法」が成立し、国民の健康促進のために、予防に向けた口腔衛生の普及・定着を推進する環境整備がなされました。にもかかわらず、日本の職場や自治体が実施する歯科検診受診率はわずか13%(公益社団法人日本歯科医師会:令和4年「15歳〜79歳の男女10,000人に聞く、「歯科医療に関する生活者意識調査」」より)であり、これはスウェーデンの80%、アメリカの70%をはじめとする先進国の中でも著しく低い数字となっています。
80歳で残っている歯はたったの15本
歯科検診受診率低迷による影響は日本人の口腔衛生にもはっきりと現れています。例えば、80歳の日本人で残っている歯の本数は平均15本と言われています。それに対して、スウェーデンは20本と大きく差がついています。日本歯科医師会と政府が共同で80歳までに自分の歯を20本残そうという8020運動(ハチマルニマル運動)を行っており、こちらについても当プロジェクトは積極的に後援していきたいと考えています。
みんな知らない5人に4人が歯周病
日本人の8割がり患していると言われている歯周病は近年の研究で、心筋梗塞や脳梗塞といった命にかかわる病気の原因となりうることが分かっています。しかしながら、この事実を知る国民は全体のわずか7%(株式会社フューチャークリエイティブエージェンシー:令和4年「100人街頭アンケート」より)という調査結果も出ています。こうした、日本人のデンタルIQ(歯とお口の健康についてどのくらい大切に考えられているかといった、その人の“歯とお口の健康への関心・意識の度合い”を示す言葉)の低さも大きな問題です。
様々なメディアやSNSを通じて歯周病の怖さや定期的歯科検診の受診の必要性を訴求します。例えば、テレビ・ラジオ・新聞・雑誌さらにはYouTube・X(旧Twitter)、インスタグラムなどのSNSをフル活用し、啓発運動を推進します。
各地方自治体とのタイアップで、地元のテレビ局の協力体制のもと、知名度の高い芸能人や文化人あるいはスポーツ選手などの出演による啓発イベントを主催し、その模様をテレビ番組として中継いたします。
イベントやテレビ番組に地元で活躍する歯科医師や歯科衛生士に出演して頂きます。つまり歯科医療の最前線で活躍するプロフェッショナル達が直接訴求することによって、歯周病の正しい理解や定期的歯科検診の必要性を視聴者や参加者に、より一層浸透させることを目指します。